多重債務で首が回らなくなってきたときのおまとめローン。
借金で借金を返す日々が続いている。一社でも借り入れが止められたらおしまいだ。
このページに来られた方は、最終手段としておまとめローンを選ばれた方でしょう。
おまとめローンの審査に通ればすべてが解決すると、そういった希望を持ってこられたと思います。
まず、多重債務者と言っても重症の方と軽症の方がいますので、それぞれにアドバイスを残していきたいと思います。
しかし、このページに来られた方の中には【多重債務の末期症状】の方もいらっしゃると思います。次の質問に一つでも当てはまるなら、末期症状です。
- 債務の合計が年収を超えている
- 家族に内緒の借金で、月々の借金返済額が小遣いの2倍に近くなっている(毎月、安定して借金返済出来ていない)
- ギャンブルで借金を作って、今もギャンブルで返そうとしている
これらに当てはまる方は末期です。
私の経験上、こういった方はおまとめローンをしても、さらに自分の首を絞めるか、よくて半年くらい寿命が伸びるだけ。
あきらめてアディーレ法律事務所などに相談して、個人再生などの債務整理に着手すべきです。
こちらの法律相談シミュレータなら、簡単な質問に答えるだけでお勧めの司法書士・弁護士事務所を紹介してもらえます。
これらに当てはまらない方は、続きをどうぞ。
おまとめローン対象:軽度の多重債務者
私が軽度の多重債務者としているのは、以下の方です。
- 債務の合計が年収の3分の1以下
- 家族に内緒でも、お小遣いの範囲で払えている
- ギャンブルによる借金ではなく、急な出費によるもの(慢性的に増える要因がない)
こういった方たちが借金返済で苦しんでいるのは主に「金利」によるものと推測します。
たとえば、アイフル、アコム、楽天クレジットカードのキャッシング、イオンクレジットカードのキャッシングを使っているとします。
それぞれ、限度額は10万円。
こうなってくるとどの会社も金利は現状の最大である18%となってきます。
限度額が少ないほど、金利は高くなりますからね。特に、クレジットカードのキャッシングは利用すべきではない借金の筆頭です。
これも、自分が借金してきた経験から知ったことです。
各会社から10万円ずつつまみ、合計40万円ですね。
さすがに一度で返せる金額ではありません。約定金額も各社3000円くらいなので4社でも12000円。
月に定額の収入がある正社員雇用であれば、問題なく返済できます。
ただ、この場合知らずに消費者金融とクレジットカード会社を儲けさせていることになるのです。
小額を返していると必然的に利息込みで支払う期間が長くなってきます。
消費者金融やクレジットカード会社の収入は【利息収入】です。少しでも長い間借りてもらうのが最善です。
これを解決するのが複数債務の一本化なのですが、金融会社に疎い方は
[chat face=”指し棒説明.png” name=”さいみ~” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]おまとめローンってくらいだから、「おまとめローン」で検索して有名なとこに申し込みしよう![/chat]
と安易に考えて損をします。
あくまでも考えるべきは金利。低金利であれば、別に「おまとめローン」という商品でなくとも「低金利のカードローン」という選択肢もあるのです。
そこで私がお勧めするのは「ろうきんのカードローン」です。
ろうきんといえば、会社勤めしていて、なおかつ労働組合がある会社でないと利用できないというイメージがあるかもしれませんが、実は労働組合と関係のない、専業主婦の方でも利用できるんです。
しかも、営利目的ではないのでものすごい低金利で貸してもらえます。
世の中には低金利、たとえば1%以下の銀行カードローンも存在します。しかし、その利率が適用されるのは数百万の限度額のときのみ。
これに対してろうきんのカードローンでおまとめするなら、「一律7.9%」という商品があります。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
銀行系でおすすめするなら三井住友銀行カードローンが、契約までの期間も短く、割と低金利で貸してもらえますね。
それでも、三井住友銀行の場合は限度額が低かったら金利も高いままですけどね。あえてマックスの限度額で契約して、必要分のみ借り入れて使うという手もありますが。こうすれば、低金利の銀行カードローンを使えます。
これらはあくまでもまだ健全な借金生活を送っている方が損をしないためのおまとめローンのご紹介です。
重度の多重債務者へのおまとめローンの薦め
私の言う、重度の多重債務者とは以下の通り。
- 債務の合計が年収の2分の1を超えている
- ギャンブルで借金を作り、いまだに辞められない。ギャンブルで返済の原資を確保している(慢性的な出費による借金)
- 家族に内緒な上、借金返済をすると毎月のお小遣いがすべてなくなる
- 借金を返済するときに、他の会社から借りて返済をしている
これらの方は、まさに多重債務者レッドゾーンです。限りなくアウトに近いですね。
1.の項目については、すでに銀行カードローンに契約していることを示しています。
消費者金融であれば、総量規制があるので年収の3分の1までしか借り入れできませんから。
やばいのは4番。借金で借金を返すようになっていたら、もうかなりヤバい。
約定返済だけをしていた場合に1年で返済できるような額ではないでしょうから、何かのタイミングで1社が返済専用になってしまうと終わりです。
一気に破たんに向かうでしょう。
そして、ギャンブルで借金をして、ギャンブルで取り返そうとしている人。
これもヤバい。
借金カテゴリーで結構な数のこういった方を見てきたし、自分自身もそうなのでわかるんですけど。これはホンマに無理です。
ギャンブルで借金を完済した人を見たことないですから。
さて、ここまで落ちてくるとおまとめローンには3つのメリットが出てきます。
- 少しでも金利が圧縮される(18%→12%とかでも年間で考えるとかなりの節約)
- 返済日が統一され、管理しやすい。
- 約定返済額が下がることが多い
以上です。
ここまでの借金になってくると、借金を毎月返済するのにも苦労してくるはず。
おまとめローンに申し込むことで、金利も約定返済額も下がる可能性が高いです。
なぜなら、各消費者金融によって○○万円以上なら○○円と約定返済額が決まっているので、ある一定の額を超えて返済が進まない限りは約定返済額は下がらないのです。
これが一つになると、大抵の場合は約定返済額が下がります。
ただ、これに甘んじていては返済期間が長くなるので出来る限り繰り上げ返済をするといいでしょう。
多重債務者のおまとめローンに関しては、こちらのページにまとめているので参考にしてください。
【おまとめローン】5社以上の多重債務者でも、おまとめできる業者2社
以上、このページに来られた方の借金ライフが1日でも早く、終了しますように!!
レッツゴー!完済!
[ad#matome]