会社倒産、リストラ….。
株価が上がり、景気が良くなった?と報道されていたとしても一般家庭の生活は全く楽にはなっていません。
そして会社倒産があれば所属していた社員や、もちろん社長も路頭に迷うわけです。
零細の家族経営であれば、被害は最小でしょうけど。
今回はそんな事業家の夜逃げについて記事にしていきます。
自営業の事業失敗で夜逃げ|親類へ身を寄せる
私は以前に自営業をしていたのですが事業が上手く行かず、いわゆる倒産となった訳です。
しかし、幸いにも私の営んでいた事業は私と妻との二人でやっていましたので、身軽にまだ何とかなり夜逃げすることに成功したのです。
今だからお話し出来るのですが、当時は勿論のこと毎日、出金管理など帳簿は付けていましたので正直、会社を倒産するのは解っていました。
ですので、倒産日イコール夜逃げする日と決めており、妻とも相談をし念入りに計画を考えていました。そして、遂に会社を倒産する日が来たのでした。
私は妻とその日、事前に用意していたカバンだけを持ち即座にタクシーに乗り込みました。
そして、まずは近くのシティーホテルに一泊することにしたのです。その後は翌朝に空港へ向かいとりあえずは父親の実家である九州へと移動。
そして、私達夫婦はしばらく父親の実家での生活をさせてもらうことにしたのです。おかげさまであまり手持ちにお金が無い私達には本当にありがたいことでした。父親の実家には私のお祖母さんが一人で暮らしていたのですが、こちらで約3ヶ月ほどお世話になることになったのでした。そして、それからは少し転々としながら今現在に至ります。
同棲していた男性が突如蒸発|借金苦から夜逃げ
20代のころ、同棲していた相手が突然姿を消してしまってからそれまで相手が支払っていた家賃を、突然、私が支払わなければならなくなってしまいました。その時住んでいた部屋の家賃は十数万円。
引っ越す余裕などはなく、最初は昼間の仕事と、夜の仕事を掛け持ちしながら頑張っていました。
しかしある時、一度手を出してしまった消費者金融会社からの借り入れは、あれよあれよと言う間に2社になり、50万をこえ、バイト収入しかない私には返せなくなってしまいました。
毎月の家賃は滞りがちになり、借り入れの利息分だけを払うので精一杯になってしまいました。
借り入れをした消費者金融のうち、1社は親切な対応をしてくださっていたのですが、もう1社からは勤め先に電話が来るようになり、挙げ句の果てには、実家の両親にまで、ヤクザのような男たちか、女性の卑猥な声をひたすら再現するという、嫌がらせの電話が行くようになってしまいました。
身勝手ですが、消費者金融に支払いをするため知人の家に転がり込んだ私は、トラックをレンタルし、ペットと、小さめの家財道具だけを運び出しました。
夜逃げ業者を探すという機転も利かないほど、焦っていましたし、金銭的に運び出す余裕などもなく、それまで使っていたウォーターベッドやタンスなどは置いたままになってしまいました。
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その他の夜逃げ体験談
今回は事業の失敗と、同棲相手の蒸発での夜逃げ体験談を紹介しました。
他にも、
- DVから逃げるため
- ストーカーから逃げる
- 借金の督促に困って
などの体験談を記事にしています。