夜逃げにもいろいろなパターンがあります。
- 借金で夜逃げ
- ストーカーがひどくて引っ越し
- 親類のトラブルに巻き込まれて夜逃げ
など、自分や身内のトラブルでの夜逃げ経験が多いようですね。
今回の投稿者は、
- 探偵の仕事をしていたら逆恨みされたので夜逃げ
- 彼氏のDVに悩んで夜逃げ
の経験者です。探偵の仕事トラブルでの夜逃げというのは珍しいと思います。
気になる方は続きをどうぞ。
探偵の仕事をしていたら逆恨みされたので夜逃げ
昔20代の頃探偵の仕事をしていました。
とある浮気の調査に置いて証拠品として写真などを撮り、奥さんに証拠品を渡して離婚の準備を整えていた際、離婚をされる側の男性が事務所に乗り込んできて私を恐喝してきたのです。
その男が何処までも付きまとってくるため、夜逃げをしたことがあります。
方法としては事務所を畳むんですが、こちらは男一人に監視されているため、少し考えて相手を騙さないといけません。
ひとつの手段として、車で事故を起こしたような前フリをして相手の車に乗っていた人がやくざであるように装い、そのまま車で連れて行かれたというような感じで逃げたことがあります。
このやくざ風の人は、実は事務所の社員だったんですけどね(笑)
車で私たちが逃げた際、同時に事務所を畳み後で合流して別の場所で探偵事務所をしていたこともあります。
探偵の仕事をしているとこういったことが稀にあり、逃げないと面倒なことに発展することもあります。
警察の人も害を向こうが与えない限り動かないため逃げるに越したことはなく、探偵をしているとトラブル回避のための夜逃げも選択肢に入ります。
自動車なんかでもかなり安く入手した物を使用して逃げれば何とでもなりますし、バンバー程度の損傷であれば再度簡単に修理をすることが出来ます。
逃げる際、こちら側が何かトラブルを起こして巻き込まれたという感じで逃げるのが成功率も高いです。
尾行されているときにこういった手法を取りますが、尾行されておらず脅されていても直接探偵事務所に害を与えそうにないと判断した場合、夜逃げはしないです。
自営業の失敗からの夜逃げ経験
私は以前に自営業をしていたのですが事業が上手く行かず、いわゆる倒産となった訳です。
しかし、幸いにも私の営んでいた事業は私と妻との二人でやっていましたので、身軽にまだ何とかなり夜逃げすることに成功しました。
今だからお話し出来るのですが、当時はもちろん毎日、出金管理など帳簿は付けていましたので正直、会社を倒産するのは解っていました。
ですので、倒産日イコール夜逃げする日と決めており、妻とも相談をし念入りに計画を考えていました。
そして、遂に会社を倒産させる日が来たのでした。
私は妻とその日、事前に用意していたカバンだけを持ち即座にタクシーに乗り込みました。
そして、まずは近くのシティーホテルに一泊することにしたのです。
その後は翌朝に空港へ向かいとりあえずは父親の実家である九州へと行きました。
そして、私達夫婦はしばらく父親の実家での生活をさせてもらうことにしたのです。
おかげさまで生活に困ることはなく、手持ちにお金が無い私達には本当にありがたいことでした。
父親の実家には私のお祖母さんが一人で暮らしていたのですが、こちらで約3ヶ月ほどお世話になりました。
そして、それからは少し転々としながら今現在に至ります。
特に取り立ても来ていないので夜逃げは成功したといってもいいでしょう。
夜逃げ経験談に対する考察
今回の夜逃げ経験談は、主に事業の失敗によるものでした。
事業の失敗というのは、どうしても避けがたいところがありますよね。
個人であれば、合法的に自己破産などの手段が取れますけど会社の倒産となるとこれも無理ですからね。
会社経営者は引き際が肝心。
夜逃げもひとつの手段、といったところでしょうか。
その他にも夜逃げ経験談は書いていますのでこちらもどうぞ。